ワークショップ開催について

Posted on 19 July, 2022

  

ワークショップ開催について


  

 仙台子どもいじめ防止ネットワークでは、子どものいじめ防止・抑止のためにIoT、IT技術を駆使したソリューションを検討しています。

 このソリューションを開発するため、宮城教育大学の学生、宮城県・仙台市内の現職教員である教職大学院生や仙台市子ども未来局の方々計13名と共に2021年9月に「いじめに関するワークショップ」を実施しました。コロナ禍の中、オンライン会議による開催となりましたが、皆様から活発な意見が発出され、活気のあるワークショップとなりました。

 ワークショップ開催にあたっては 8月末に宮教大にて仙台市内の小中学校児童生徒約1600名に対しておこなったアンケート調査を素材にしました。この中では「いじめにあった、みかけた際、声を上げられないのはなぜだと思うか?」に関する子どもたちの声を拾いあげ、いくつかのパターン分類を行っています。

  

  

開催期間

  

9/2から9/21までの期間で延べ5日間

  

実施項目
  • いじめに際し、子どもが声を上げられない理由、先生や大人たちが声を受け止められない理由の分析

  • 選定した理由に対応するアイディア創出の実施

  • システム機能案のアイディア創出

  

 システム機能については、IoTデバイスで通知する、というだけでなく、学校に支給されるPCや自宅のPC,スマホなども活用する案が発出されました。

 なお、このワークショップについては、宮城教育大学 久保教授により論文として発表されています。(リンクをクリックすると、論文ダウンロードサイトへ移動します)

  

資料URL
  • https://mue.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=1494&item_no=1&page_id=13&block_id=66